天草の人口
こんにちは。
2024年も3月4月を過ぎて、人口変化が落ち着いてきました。
天草の人口を天草市のHPからチェックしてみたところです。
天草市の5年毎の推移
2024年4月:72,623人
2019年4月:80,376人 (-7,753人)
2014年4月:87,696人 (-7,320人)
2009年4月:94,694人 (-6,998人)
2006年4月:99,527人 (-4,833人) ※この時点だけ4年前、天草市が誕生した年
このデータで導かれるのは、
『1年毎に約1,200人から1,500人減っている、かつ、減る人数が毎年増え続けている。』という現実です。
理由は老人の死亡、子どもの進学、就職・転職など様々でしょう。
そろそろ7万人を切ってくるんでしょうねぇ。
さて、続いて地域別です。
直近の2024年4月の人口で、()は2006年合併時(18年前)の統計です。
本渡:35,426人 (40,265人)
牛深:10,696人 (17,453人)
有明:4,219人 (6,237人)
御所浦:2,292人 (4,057人)
倉岳:2,449人 (3,737人)
栖本:1,919人 (2,858人)
新和:2,548人 (3,959人)
五和:6,913人 (10,306人)
天草:2,507人 (4,529人)
河浦:3,654人 (6,160人)
本渡の一極集中が数字からもみてとれます。
ちなみに上天草市はというと、23,995人(2024年3月末)時点。
苓北町は、6,321人(2024年4月)時点。
通称天草全体で、102,939人となります。
続いて、本渡地区のみで申し訳ないですが、更に細分化した数字を。※こちらの数字は地区別住民基本台帳より。
データは令和5年3月末
本渡南:8,026人
本渡北:11,156人
亀場:4,398人
枦宇土:570人
志柿:2,574人
下浦1,651人
楠浦:2,279人
本町:1,572人
佐伊津:3,059人
宮路岳:450人
こちらを見ても、本渡のさらに中心部に集中しているのが明白です。
本渡の中でも二極化が拡大。
人口が減ると、様々な会社・企業の撤退が増えてしまいます。魅力的な商圏ではなくなってきますのでね。
営業所や事務所が減ると、そこで働く人も減る。
例えば、コンビニやドラッグストアなどの小売り店や飲食店。他様々な専門店も。
店舗が減ると、そこで働く人も減ります。
つまり、負のスパイラルで人口減少に拍車が…。
学校も統廃合されます。通学が不便になったり、児童生徒数が少なすぎて小規模校ばかりになったり。
様々な地域サービスも疎かに。バスの本数が減ったりなど、いろいろな不便さが発生します。
人口減少は今に始まったばかりではないので、わかりきっていたことですが…。
が、天草市の規模で7万人を切るのは、非常に寂しいものです。それが今年か来年には間違いなくきます。
まぁ悲観せずに、天草の魅力を磨いて頑張っていきましょう!
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